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青葉すら 風に舞うのに

青葉すら
風に舞うのに
すまし顔
凡夫が後生
弥陀を訪ねよ

久しぶりの更新となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

この春より長男が小学校に入学し、長女が幼稚園に入園しました。早いものです。
成長の喜ばしさと手が離れる時間の寂しさが渦巻く心模様がここにあります。

とはいえ5月も下旬となり桜の季節は当の昔、今は青葉が輝いておりますこの頃、私の周りで若い方、親しい方の往生が続きました。
そんなある日、外での法務を終えて、バス停で待っておりますと、道路に面して大きな広葉樹がありました。
陽の光が燦燦と注がれきらきらと輝いているさまをほのぼのと眺めておりました。
すると一陣の風が吹き、青々とした葉が道路に舞い散りました。

普段であれば何とも思わない光景だったのでしょうが、悲しみを知らされたばかりの私には見える景色が違いました。
老少不定のことわりを感じずにはおれませんでした。青々とした葉であろうが枯れ葉となる前に散ることもある。
まだ元気な私であっても、明日への約束手形などありはしません。

頭では道理を知っているからこそ、ついつい遠くに眺め、すまし顔をしてばかりの私が浮かび上がります。申し訳ないことであります。
そんなわが身と知らされればこそ、我が身にひきくらべて後生の一大事を問うていかねばなりません。

“煩悩に眼さへられて摂取の光明見ざれども大悲ものうきことなくて常にわが身を照らすなり”
との親鸞聖人のご和讃も胸に響くところであります。

煩悩尽きぬ凡夫であるこの私をお目当てに「われにまかせよ。かならず救う。」との弥陀の呼び声に安心をいただくばかりです。

南無阿弥陀仏

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