社会への取り組み
試み
淨音寺では仏教×グリーフケアを実践し、
おてらおやつクラブに参画し、
節談説教などに取り組んでいます。
お寺おやつクラブ
日本国内において子どもの7人に1人が相対的な貧困状態にあります。「おてらおやつクラブ」は、全国のお寺と支援団体、そして檀信徒および地域住民が協力し、慈悲の実践活動を通じて貧困問題の解決を目指す活動です。
「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。
お供え おさがり お裾分け
活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。またその送料を支援するために寄付活動を行っております
当寺は2017年4月から参画させていただいております。ご興味のある方はお寺までお問合せくださいませ。
おそなえのご参考に
【おてらおやつクラブで送ることができるもの】
〇賞味期限が2週間以上の余裕ある物※賞味期限に関わらず品質状態の確認もお願いします。
〇お米 冷暗所で保管されていた場合の目安期限です。
・玄米(収穫から2年以内)・精米済み白米(精米から夏を越さずに1年以内)・混合米(精米から半年以内)
〇マスク、ティッシュペーパー、除菌グッズ、洗剤、筆記用具などの日用品も喜ばれます。ただし、未使用・未開封の物に限ります。長い間保管していた物は汚れやにおいをご確認ください。
〇防災備蓄品 賞味期限の近づいた備蓄品・非常食・保存食も1カ月以上賞味期限に余裕があれば、受け入れ可能です。大量の場合、あらかじめご相談ください。
月に1度
コロナ禍の影響も鑑みまして、淨音寺では月に1度こども食堂を運営する団体などに送付するように支援を行います。
皆さまも大変ななか、恐れ入りますが、いつもご協力賜り有難うございます。
お寺から色々な方のご尽力を賜り、おそなえが集まったものをお裾分けしている旨のメッセージを必ず添えてお送りしております。
仏さまがくださる
「必ず見守って
くれている」
という安心感。
仏さまのようには
いきませんが、
「見守って
くれている」
この安心感こそ
おすそわけして
参ります。
伝統的な節談説教を学ぶ
節談説教とは「仏教で経典や教義を説くための話芸的な技巧。ことばに節(ふし:抑揚)をつけ、美声とゼスチュアをもって演技的表出をとりながら聴衆の感覚に訴える詩的、劇的な情念の説教を節談説教という。」(関山和夫)
人々の情感に訴える、浄土真宗で成立した独自な布教技法です。一説には、落語、講談、浪曲といった日本の「話芸」の源流となったといわれています。阿弥陀如来に見守られ、高座にあがって笑いあり、涙あり、そして思わずお念仏が口に出る感動的な説教を学ばせていただいております。
仏法喜ぶ場の創造こそ社会的活動
築地本願寺で開催されました『節談説教研究会結成十周年記念布教大会』にて若手枠として登壇させていただきました。身に余る舞台に震えましたが大切に仏法をお取次ぎさせていただきました。淨音寺では永代経法要にて住職による節談説教がございます。普段の法話にも取り入れさせていただいております。
「多くの人が安心してお寺とのご縁を育み、『お寺のある生活』を通じて日々の安心を得ていただきたい」 との願いから、お寺とつながる安心を一人ひとりの生活にお届けしてくださるお寺情報サイト『まいてら』さんにご紹介いただいております。こちらの団体を通して医療ケア児の支援もおこなっています。
- まいてらリンク先
- https://mytera.jp/tera/jouonji6/